ラグビーに取り組んできた人のなかには、「ラグビーのスポーツ推薦で大学に進みたい」という人も多いのではないでしょうか。
ここではそんな人のために、「ラグビーで大学に行くときに必要となるもの」について解説していきます。
ラグビーの推薦で大学に行きたい! 求められる要素とは
ここからは、「ラグビーの推薦で大学に行きたいと考えたときに、求められる要素」について解説していきます。
ラグビーの推薦で大学に行く場合、問われるのは主に以下の3点です。ただし入試方法や大学によっては、下記のいずれかしか問われないこともあります。
- 学力
- ラグビーの成績
- 面接と小論文など
ひとつずつ見ていきます。
学力
意外かもしれませんが、スポーツ推薦であっても、多くの大学では「高校時代の学力レベル」を問います。これはラグビー推薦であっても例外ではありません。
大学によって多少の違いはありますが、傾向としては、「高校の評定平均が3.0以上」と定める傾向が強いといえます。そのため、高校時代の成績があまりにも悪いと足切りにあってしまう可能性があります。
ラグビーの成績
ラグビー推薦である場合、当然ラグビーの成績が問われると考えておくべきでしょう。都道府県の大会での準優勝以上がひとつのラインとされていますが、どのあたりをラインとするかは大学ごとで異なります。
また、入試時に実技試験を行う大学もよく見られます。
※新型コロナウイルス(COVID-19)流行下において大会などが中止となった世代に対しては、別の基準が設けられることもあります。
面接と小論文など
ラグビー推薦などのスポーツ推薦では、一般的な大学の入試とは異なり、「学力を測るためのテスト」による足切りは基本的には行われません。ただし、面接や小論文などが課せられることはあります。このときの面接や小論文は、ラガーマンとしての正しい(また望ましい)資質を問うためのものという性格が強いといえます。
質問されるであろう内容を想定した受け答えを考えておいたり、自分の考えをしっかりとまとめて文章化する技術をつけたりすることは重要です。
ラグビー部のある大学はたくさんあります。比較検討をして、自分に合う大学を選んで行きましょう。