空手の推薦で大学に進みたい! 求められる大学レベルとは?

2024年6月12日

空手で実績を残した高校生には、「空手の推薦で大学に行く」という手段があります。
ここでは「大学の空手部に入るときのための入試方法」を、スポーツ推薦を中心として取り上げていきます。
空手部のある学校はどのようなところなのか、空手部の推薦で大学に行くためにはどれくらいの学力が必要なのか、などを解説していきます。

 

空手部のある大学は多い! 推薦でも進める

日本には数多くのスポーツがありますが、そのなかでも空手は長い歴史を持っています。このような背景があるためか、空手部のある学校は非常に多いといえます。

たとえば、六大学に数えられる慶応義塾大学や早稲田大学にも空手部はありますし、知名度が非常に高い同志社大学や青山学院大学などにも空手部があります。そして空手部のある大学は「スポーツ推薦」というかたちで、高校時代に良い成績をおさめた生徒を優先的に入学させる制度を設けていることが多いといえます。

空手部の場合は、「進学先がなくて困る」「十分な実績があるし、大学にも空手部がある。しかし大学の設定した『スポーツ推薦の競技種目』のなかに空手が含まれていない」という心配はほぼ無用だといえるでしょう。

 

空手の推薦で大学に進むときに求められる学力とは

空手のスポーツ推薦で大学に行く場合は、「高校時代の学力」も問われるものと考えておいた方がよいでしょう。大学は学問を積むための場所ですし、低すぎる学力で入学しても進級ができなくなったり退学になったりする可能性が高くなるからです。

基本的には、空手部のスポーツ推薦でも、小論文と面接が課せられるものと考えておきましょう。理論的な思考能力や、それを相手に伝えようとする記述力、そして推薦を受けるに足る人格であることを問われます。
また、「評定平均(高校時代の履修科目をすべて足して、科目数で割った数字。5段階評価)3.0以上」などのような条件が設けられていることが多いといえます。

さらに空手の場合は、スポーツ推薦であっても、評定平均4.0」などのように相当に厳しい縛りを設けているところもあります。

このため、空手の推薦で大学に進むことを考えている場合であっても、高校時代の成績はある程度高い水準に保っておく必要があります。

空手部のある大学は、下記からも検索が可能です。

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